夏休みが終わり、にぎやかだったキャンプ場が少しずつ落ち着きを取り戻す9月。
子どもたちの学校が始まり、少しずつ秋に近づいていく季節です。
キャンプ場を管理している私たちは、実はこの時期のキャンプがとても好きなんです。
その理由は、自然に包まれながら、季節の変化を感じることができる時間を過ごせるから。
この記事では、そんな「夏の終わりから秋の始まりにかけての、大人にこそおすすめしたい静かなキャンプの魅力」をご紹介します。
夏は終わった? いいえ、まだまだ自然は生き生きしています
8月後半から9月前半。
昼間はまだセミの声が聞こえるほど暑さが残りながらも、朝晩は涼しく、空が少しずつ高くなっていくこの季節。虫の声が響く夜や、やわらかな風を感じる朝が、とても心地よく感じられる時期です。
日差しの強さも和らぎ、汗をかきすぎることなく自然を楽しめるので、夏の名残と秋の気配が同時に楽しめる、独特のキャンプシーズンとも言えるでしょう。
そしてもうひとつの魅力が、“静けさ”。
繁忙期が過ぎるため、キャンプ場が少しずつ落ち着き始める時期でもあります。
私は、賑やかな夏も大好きですが、この季節ならではの良さも肌で感じています。
西伊豆オートキャンプ場で味わう、大人のための贅沢時間
西伊豆オートキャンプ場は、静岡・西伊豆の豊かな自然に囲まれたキャンプ場です。
車で東京・神奈川方面から約3時間半とアクセスもよく、ファミリー層だけでなく、大人の少人数グループやソロキャンパーにも好評をいただいています。
この時期は、こんなふうに過ごすのがおすすめです:
🔹 星空の下で焚き火を囲む
涼しい風が流れる夜、薪がパチパチと燃える音に耳を傾けながら、焚き火を眺める。
日常ではなかなか味わえない、**「静かさの贅沢」**を感じられる時間です。
秋が近づくにつれて空気が澄み、星空がより鮮明に見えるようになるのもこの時期ならではの魅力です。

🔹 静かな朝に淹れるコーヒー
鳥のさえずりとともに目覚めたら、焚き火でお湯を沸かして、豆から挽いたコーヒーを一杯。
自然の音だけが響く空間でゆっくりと味わう朝は、まるで時間が止まったかのよう。
読書をしたり、景色を眺めたり、ただのんびりと過ごす。それだけで心が整っていくのを感じられます。

🔹 キャンプ場内にお風呂あり
西伊豆オートキャンプ場には、場内にお風呂が完備されています。
「キャンプ場=シャワーだけ」というイメージを覆す快適さで、汗を流したあとにすぐ湯船でくつろげるのが嬉しいポイント。
焚き火であたたまりながら星空を見て、そのあとすぐにお風呂に入れるというのは、自然の中で過ごす贅沢のひとつです。

どんな人におすすめ?
この時期のキャンプは、以下のような方々にとくにおすすめです:
- 季節の変化を感じながら、気候的に快適に過ごしたい方
- 人混みが苦手な方、混雑を避けたい方
- 気の合う仲間と少人数で語らいたいグループ
- 焚き火や星空観察など、自然の中で“何もしない”贅沢を楽しみたい方
「夏休みが終わってキャンプは一区切り」ではなく、「季節の変わり目を楽しめるチャンス」として捉えると、視界が広がるはずです。
快適に過ごすための持ち物(9月版)
9月のキャンプは、暑さと涼しさの両方に対応できるようにしておくと快適です。
- 羽織れる上着(夜は冷えることがあります)
- 焚き火台&焚き火シート
- 虫除けスプレー(まだ少し蚊が残っています)
- コーヒー道具やスープ類(暖かい飲み物がうれしい季節)
- ランタンや読書灯(長い夜の味方)
まとめ|自然と静かに向き合う、少し贅沢なキャンプ時間を
9月のキャンプは、季節の境目ならではの魅力がつまった最高の時間です。
ソロや少人数でのんびりと自然に身をゆだねる過ごし方は、慌ただしい日常をリセットしたい方々にこそ体験してほしいと思っています。
当キャンプ場では、そんな過ごし方を大切にする方々を心から歓迎しています。
ぜひこの季節、自然の音と空の広さに包まれながら、自分だけの時間を過ごしてみてください。